
いまやアニメ大国とも言われるようになった日本。様々な技術の進歩を遂げる中で、アニメもまた、より美しい映像や大人も楽しめる深いストーリー性を追求されてきました。その人気は国内のみならず、海外からも高い評価を得ています。最近では、声優さんたちにも注目されるようになり、表舞台で活躍する方もたくさんいます。そんな素晴らしいアニメ化の誕生を辿っていくと、実は原作が漫画というケースがとても多いです。原作では、アニメでは伝えきれない登場人物のシーンやストーリーなどがたくさんあります。今回は、原作が人気となり、アニメ化となった人気作品を子どもから大人、さらには老若男女を問わず楽しめるおすすめ漫画を厳選してご紹介します。
1. ばらかもん
www.amazon.co.jp/dp/4757526164
連載時期:2009年~
作者:ヨシノサツキ
主な登場キャラクター:半田清舟・琴石なる・山村美和・新井珠子・木戸浩志・川藤鷹生
【あらすじ】
都会の有名書道家の家に生まれた若き書道家、半田清舟。プライドが高く、頑固な性格でありながら、実は世間知らずでガラスのハートの持ち主。とある事件をきっかけに、日本西端の島で一人暮らしを始めることとなり、島での生活の中で彼は書道に対する意識や世界観など、自分には足りない何かに気付いていくこととなる。
【おすすめポイント】
愛嬌たっぷりのいたずらっ子、琴石なるをはじめ、島で出会った住人や自然の美しさによって半田清舟は人として大きな成長を遂げていきます。2014年アニメ化となり、漫画の原作では6巻あたりに相当しています。ストーリーのクオリティが高いことから2期のアニメ化も期待されている、おすすめの漫画です。主人公がイケメンということでも人気があり、容姿と人間性とのギャップを楽しみたい方にも是非おすすめです。
2. おそ松さん
www.amazon.co.jp/dp/4040682718
連載時期:2016年~
作者:赤塚不二夫
主な登場キャラクター:6つ子(おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松)・イヤミ・チビ太・トト子
【あらすじ】
6つ子である松野兄弟の日常生活をテーマにしたギャグ漫画。日常のどんな些細な出来事でも、個性豊かな松野兄弟によって繰り広げられるボケ・ツッコミ・妄想は留まることを知らない。松野兄弟の面白さに輪をかけて楽しませてくれるのが、イヤミをはじめとするチビ太やトド子。脇役とは思えない個性的なキャラクターが他にもたくさんおり、そこから織りなされる痛快ドタバタ劇。
【おすすめポイント】
赤塚不二夫による原作「おそ松くん」を忠実に再現しながら、20歳を迎えた松野兄弟を描いています。2015年には、赤塚不二夫の生誕80周年を記念して3度目のアニメ化を果たし、2017年を迎えた今日に至るまで爆発的な人気漫画となっています。おそ松さん製作委員会では、キャラクターの個性を活かしつつ、ストーリーや描写を現代風にアレンジすることによって、胸キュンも楽しめるおすすめの漫画となっています。
3.新宿スワン
www.amazon.co.jp/dp/B009KYBWP4
連載時期:2005年~2013年
作者:和久井健
主な登場キャラクター:白鳥龍彦・真虎・馬頭冬偉・森長千里・関玄介・山城神
【あらすじ】
大きな成功を夢みて上京した白鳥龍彦であったが、家賃滞納やギャンブルで全財産100円という事態まで陥り、日々の生活は惨たんたるものであった。そんなときに出会ったのが、日本最大の繁華街である歌舞伎町でのスカウトの仕事。暴力団やホストなど、裏社会の世界で己のスカウト道を見付け、強者として成り上がっていく物語。
【おすすめポイント】
自分がスカウトした女の子は必ず幸せにするということを誓い、歌舞伎町を舞台とした「闇金編」「横浜王国編」「ホストバブル編」という様々なシーンの中で白鳥龍彦の男としての器が試されていきます。作者が実際に体験したことにフィクションを加えて描かれているため、その内容はとてもリアルです。2007年にはドラマ化され、2015年には映画化、そして今年2017年には「新宿スワンⅡ」の上映も予定されている大人気漫画です。アニメ化もしてほしいというファンの声もあり、アニメ化決定にも期待が高まっている、おすすめ漫画です。
4. 神様はじめました
www.amazon.co.jp/dp/459221501X
連載時期:2008年~2016年
作者:鈴木ジュリエッタ
主な登場キャラクター:桃園奈々生・巴衛・鞍馬・瑞希・ミカゲ・護
【あらすじ】
高校2年生の花園奈々生は、幼少の頃に大好きだった母親を亡くし、その後は父親と2人暮らしをしていたが、ギャンブル好きの父親が借金を苦に蒸発。家も取り上げられ、ホームレス状態となったときに土地神であったミカゲと出会い、そこから縁結びであるミカゲ社を任されることとなる。個性豊かな神使の巴衛や瑞希らと一緒に、本物の土地神になるべく様々な試練を乗り越えていく。
【おすすめポイント】
ひょんなことから、土地神になることとなった花園奈々生の直向きな姿に、神使をはじめとする周りの人たちが心を動かされていきます。アニメ化になったのは2012年がはじめで、2015年には2期も放送されています。原作の漫画では25巻149話で完結となっていますので、最後まで一気に読みたいという方におすすめです。奈々生と巴衛との関係にも胸キュンが止まらない人気コミックです。
5. 夏目友人帳
www.amazon.co.jp/dp/4592171594
連載時期:2003年~
作者:緑川ゆき
主な登場キャラクター:夏目貴志・ニャンコ先生・夏目レイコ・藤原家・田沼要
【あらすじ】
主人公の夏目貴志には、人には見えるはずのない妖怪が見えることでトラブルも多く、そうした理由から虚言癖のある悪い子供とされてきた。両親を幼い頃に亡くし、親戚中をたらい回しにされながらも、ようやく落ち着いて生活できる藤原家に引き取れたことをキッカケに、母方の祖母である夏目レイコが残した友人帳を見つける。そこからニャンコ先生と共に、祖母や妖怪たちが抱えてきた事情や想いを知り、大切なものを守るために日々奮闘していく。
【おすすめポイント】
原作の漫画がはじまったのは2003年ですが、2017年の今日まで物語は続いています。アニメ化になったのは2008年以降、放送は5期を迎えており、2017年には6期の放送も決定している大人気の漫画です。原作とアニメでは設定が少し違っており、作者のタッチによる田舎の風景や空気感は、漫画ならではの柔らかさで表現されています。切なくも暖かい、そして笑いありのおすすめ漫画です。
6. NARUTO -ナルト-
www.amazon.co.jp/dp/4088728408
連載時期:1999年~2014年
作者:岸本斉史
主な登場キャラクター:うずまきナルト・うちはサスケ・春野サクラ・はたけカカシ・サイ
【あらすじ】
主人公のうずまきナルトが生まれたと同時に、火の国は強大な力を持つ九尾に襲われる。四代目火影は自らの命と引き換えに、九尾を生まれたばかりのナルトに封印した。時は流れ、ナルトは里一番の忍である火影を目指すべく、うちはサスケや春野サクラらの仲間たちと共に数々の試練を乗り越えていく。ナルト自らに眠る九尾の強大な力で忍として、人としても大きく成長していく物語。
【おすすめポイント】
歴史あるコミック本、週刊少年ジャンプではNARUTOの次世代を描いたBORUTOが現在も連載を続けている人気漫画です。2002年にはアニメ化となり、オリジナルストーリーを加えながらの放映は海外でも非常に人気が高く、2009年のネット検索ワードランキングでは6位ともなっています。見どころはなんと言っても忍たちが能力を駆使しながら繰り広げるバトルアクションです。原作では、民話や伝承、起源、歴史を織り交ぜながら忍の世界観を存分に楽しめます。仲間との絆や友情も見どころのおすすめポイントです。

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