
ディズニーと言えばミッキーマウスを初めとしたマスコットや、ディズニーリゾートといった遊園地を思い浮かべますが、洋画、特にアニメ映画も欠かせませんよね。ディズニーのアニメ映画は1937年から作られ始め、2016年末までに56作品が製作され、ディズニーが買収しディズニーで公開されたピクサーの作品17作、OVA作品などをあわせると100以上のタイトルが存在し、作品のジャンルも様々です。そんな数多くあるディズニー映画から、おすすめのアニメ作品を全50選でご紹介します。
1. シュガー・ラッシュ (原題 Wreck-It Ralph)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00CRSN366
公開年:2012年
監督:リッチ・ムーア
出演:ジョン・C・ライリー、ジャック・マクブレイヤー、ジェーン・リンチ
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/57265/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画は2012年に公開された、ゲームセンターのゲームキャラクター達の世界を舞台とした作品で、ディズニーアニメ長編作品の52作品目です。本作は世界観の作り込みが非常に良く、ゲーム間の世代差などもしっかり表現され、3DCGの表現もハイクオリティ。メインの舞台であるシュガーラッシュの世界では、お菓子のレースカーでレースをするのですが、そのお菓子の本物っぽさはかなりの物。登場人物がゲームキャラクター達だからこその設定が有効に活かされたストーリーは程よい緊張感が漂い、始めから終わりまでたっぷりと楽しめます。作中、様々なところで実在のゲームキャラクターや、ゲームアイテムなどが登場しており、ウォーリーを探せのように楽しむことも可能で、大人も楽しめるおすすめの作品ですよ。公開時に同時上映され、DVDにボーナストラックとして収録されている「紙ひこうき」はセリフも字幕も無い、絵だけで表現する短編作品ですが、物語に引き込む力がしっかりと伝わってくる作品です。
2. ボルト (原題 Bolt)
https://www.amazon.co.jp/dp/B002QQ64GA
公開年:2008年
監督:クリス・ウィリアムズ
出演:ジョン・トラボルタ、マイリー・サイラス、マルコム・マクダウェル
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/54192/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画は、2008年に公開され、、アカデミー賞の長編アニメ映画賞部門にノミネートされた作品です。ストーリーは物語の中で生きてきたボルトが、本当の現実に触れ、心の成長と共に飼い主のペニーのもとへと向かうというものです。主人公となるボルトはもちろん、道中で一緒になる猫のミトンズやハムスターのライノといった、個性的なキャラクター達が魅力的。厳しい現実を知っているミトンズに根拠なくポジティブなライノ。彼らとボルトの関係も見所で、そのまま楽しむことも出来ますが、ちょっとだけ見方を変えると、本作はなかなか深い物語です。大きな夢を抱えた子供が成長し現実に触れ、夢との関係を問われてしまう。そんな深い事柄をディズニーのテイストで描いた物語。そんな風に見ることもできます。ボルトではスーパーパワーが無くても、飼い主からの愛情は本物と、現実を受け入れた上で夢を達成しています。本作はディズニーらしいポジティブさにリアルさを足した、そんな子供だけでなく大人でも楽しめるようなおすすめの作品です。
3. チキン・リトル (原題 Chicken Little)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0006HVS3K
公開年:2005年
監督:マーク・ディンダル
出演:ザック・ブラフ、ゲイリー・マーシャル、スティーヴ・ザーン
【あらすじ】
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%81%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%AB/322704/story/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画は2005年に公開された作品で、イギリスの寓話である頭に木の実が落ちてきたのを空が落ちてくると勘違いしたヒヨコの話が題材となっています。ストーリーはイギリスの寓話にオオカミ少年のエッセンスが足され、過去の失敗から唯一の家族の父親からも期待されないリトルが決して屈することなく皆を見返し、父親が誇れる息子でいたいと努力する親子愛を描いたストーリー。あっさりとした作風で、捻ったところも特になく素直に楽しめる作品で、多くの動物達が出演しているので子供におすすめです。評価はあまりされていない作品ではありますが、ディズニーのフルCG初挑戦作品であったり、ディズニーデジタル3Dを使った初の作品だったりと意欲作ですよ。
4. ファンタジア (原題 Fantasia)
https://www.amazon.co.jp/dp/B004IPR46G
公開年:1940年
監督:ベン・シャープスティーン
出演:ディームス・テーラー、レオポルド・ストコフスキー
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/48562/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画は1940年に公開された、オーケストラによるクラシック音楽をBGMとした、アニメによる8編の映像短編集です。ディズニーアニメ長編作品としては3作品目にあたり、全編を通してほとんどセリフはありません。というのもクラシック音楽を映像化したとも言える作品で、クラシックがメインと言える作品だからです。短編の中にはミッキーマウスが出る物もありますが、キャラクターの動きと音楽だけでストーリーを語るという、さすがディズニーだ、といえる物となっていますよ。映画というよりは映像作品で、ストーリー的な物もミッキーマウスが出る物以外にはあってないようなものです。しかし、クラシックの素晴らしさを十分に引き出し、魅力的な映像を合わせていますよ。子供に見せれば、クラシックに興味を持って貰えるかも知れない、おすすめの作品です。
5. 101匹わんちゃん (原題 One Hundred and One Dalmatians)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00QSYRWU8
公開年:1961年
監督:ウォルフガング・ライザーマン
出演:ロッド・テイラー、ケイト・バウアー、ベン・ライト
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/48436/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画は1961年に公開された、2匹のダルメシアン夫婦を主人公とした作品で、1956年にイギリスで刊行された「ダルメシアン 100と1ぴきの犬の物語」が原作です。1996年には実写映画101が製作され、2000年には続編の102が製作されるなどしており、とても有名な作品ですよ。攫われた子犬達を助けた後の、脱出シーンはダルメシアンの子犬が画面狭しに駆け回り非常に愛らしいシーンとなっています。この映画の主役はダルメシアンですが、悪役のクルエラのインパクトは非常に大きな物です。物語には無くてはならない悪役としての存在感を存分に醸し出しながらも、現実にこんな人も居そうだと感じさせるキャラクターをしていますよ。大人からみると101匹もの犬を飼うなんてと突っ込み所もありますが、たくさんのダルメシアンが可愛いおすすめの作品です。ちなみに、101匹全てのダルメシアンでぶち模様が違うというこだわりようなんですよ。
6. ライオン・キング (原題 The Lion King)
https://www.amazon.co.jp/dp/B013GB7XT0
公開年:1994年
監督:ロジャー・アレーズ
出演:ジェームズ・アール・ジョーンズ、マシュー・ブロデリック、ジョナサン・テイラー・トーマス
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/50445/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画は、1994年に公開された32作品目のディズニーアニメ長編作品です。2016年現在で映画史上最も観客動員数が多かったアニメ映画で、公演回数1万回を突破するミュージカルにもなっていますよ。ディズニーは動物をキャラクターとして描くことが多いのですが、本作では動物を動物のまま、そのままの姿で描いた珍しい作品。動物が動物らしくあり、口の動きなどよく観察され、表現されています。ストーリーは父を殺されたライオンの子供が奮闘し、父の仇を取るという物。ミュージカル調で進み、作中で流れる音楽も非常に良いものばかりですよ。20年経っても色あせない名作で、おすすめの作品です。ちなみに、サウンドトラックは1500万枚以上売れ、アニメ作品としては世界一の記録となっていますよ。
7. 美女と野獣 (原題 Beauty and the Beast)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00RWWQYY0
公開年:1991年
監督:ゲーリー・トゥルースデイル
出演:アンジェラ・ランズベリー、ロビー・ベンソン、リチャード・ホワイト
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/48337/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画はフランスの民話『美女と野獣』を元にして1991年に公開され、アニメ映画史上で初めてアカデミー賞作品賞にノミネートした作品です。誰もが知っているであろうディズニー映画の傑作であり、名作がこの本作。作品のテーマは見た目が全てではないということ。ベルに求婚するガストンの格好いい外見とその裏にある醜い心、野獣の恐ろしい姿とその陰にある優しい心が対比となり、作品のテーマを魅力的に魅せています。ベルが野獣に向ける思いやりの心、外見に惑わされない、深い愛が美しい、おすすめの作品です。ちなみに、この作品までのディズニーヒロインは白馬の王子様を待つ、受け身のヒロインが主でしたが、この作品からは自ら行動を起こす強いヒロインが主となっていきました。
8. アナと雪の女王 (原題 Frozen)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KLBPS1Y
公開年:2013年
監督:クリス・バック
出演:クリスティン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/77786/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画はアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した作品で、アニメーション映画としての興行収入が全世界歴代ランキング1位となった作品です。多くの口コミで話題になったこの作品も、真実の愛を描く作品ですが、それが王子様との間にある物では無く、姉妹、家族との間にあるものを描いていますよ。異性愛ではなく家族愛、家族との絆の中にある真実の愛。普段は気がつかない愛ですが、これもまた大切な愛ですよね。これまでのディズニー映画とは一味違う、しかしそれでもディズニーだという作品に仕上がっています。登場するキャラクター達も個性豊かで魅力的。音楽や歌もよく、ミュージカル調である為少々人を選ぶ部分もあるかも知れませんが、ディズニーの要素が満点で子供から大人まで楽しめるおすすめ作品ですよ。ちなみに本作の監督であるクリス・バックは、アナとエルサの母親、アレンデール王妃の声優としても参加していたりします。
9. ベイマックス (原題 Big Hero 6)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00TX3AZOG
公開年:2014年
監督:ドン・ホール
出演: スコット・アドシット、 ライアン・ポッター、 ダニエル・ヘニー
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/80460/
【おすすめポイント】
こちらのディズニー映画は2014年に公開された、マーベル・コミックの登場人物を主人公とする初めての作品です。原作となるマーベルコミックとは色々な点で変更が入っており、原作と同じなのは基本設定ぐらい、と言うほど徹底的にディズニーの味付けがされていますよ。具体的には、主人公を取り巻く友情、家族愛といったものに視点が置かれたヒーロー物といった作品。CM等ではハートフルなロボットと少年のふれあい作と広告されていましたが、実際にはバリバリにアクションします。もちろんハートフルなシーンもありますが、その思いがけないアクションもクオリティが高く、ぐいぐいと作品に引き込んでくれますよ。兄弟愛をよく表現しており、笑えるシーンもしんみりするシーンも、もちろん感動するシーンもある、おすすめの作品です。

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