
映画には始まりと終わりが必ずあります。始まり方と終わり方は様々。納得いかないようなバッドエンドや逆に納得のバッドエンド。ハッピーエンドも笑って迎えられる物もあれば、涙を浮かべて迎える物もあります。もちろん、ハッピーでも、バッドでも無い、続編を匂わせるような終わり方もあれば、これで終わり?と疑問に思うような終わり方も。それに古い映画も最新の映画も関係はありませんよね。世界には様々な映画があり、その結末も数多くあります。そんな数多くの終わり方の中から、今日はハッピーエンドで終わる、おすすめの映画10選をご紹介しますね。
1. 恋愛小説家 (原題 As Good as It Gets)
https://www.amazon.co.jp/dp/B004E2YUJC
公開年:1997年
監督:ジェームズ・L・ブルックス
出演:ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント
【あらすじ】
http://cinema.pia.co.jp/title/s-2009
【おすすめポイント】
こちらの映画は1997年に公開された映画ですが、ゴールデン・グローブ賞で主要3部門を受賞するなど非常に高い評価を得ている作品です。ストーリーは偏屈で毒舌な小説家が行きつけのレストランで働くウェイトレスに恋をして、次第に打ち解けていくというものですよ。はじめは小説家の毒舌具合や偏屈さに嫌気が差しますが、映画を見ていくと次第に彼を応援したくなります。それは、素直になれないメルヴィンの持つ性根の優しさ、それが分かってくるから。そしてウェイトレスのキャロルとの関係がもどかしくも微笑ましく、好きな子に素直になれない男のジレンマを伺わせます。彼らを演じたジャック・ニコルソンとヘレン・ハントは本作で共に主演男優賞、主演女優賞を受賞しているように、その演技は演技らしさの無い、自然体で実に見事ですよ。最後は想いを通わせるハッピーエンド、おすすめの名作です。
2. 幸せの教室 (原題 Larry Crowne)
https://www.amazon.co.jp/dp/B007UL314Y
公開年:2011年
監督:トム・ハンクス
出演:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、ブライアン・クランストン
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/56821/
【おすすめポイント】
こちらの映画は主演俳優のトム・ハンクスが共同監督、共同脚本も勤め、2011年に公開された作品です。ストーリーはリストラにあった男性と、情熱を失った女教師の日常を描いていますよ。日常を描いている為、特に派手なシーンや感情に叩きつけるような衝撃シーンといったものはありませんが、その分気楽に楽しめる作品で、上映時間も約100分と長すぎもせず短すぎもしないほどよさ。中年になってやり直すキャンパス生活は若々しい刺激に溢れ、新しい出会いや知識に溢れています。それは人生を半分以上過ごしていても、いつでも新しい人生をやり直せるかのようですよ。最後は新しい道を見つけてのハッピーエンド、中高年向けにおすすめの作品です。
3. 50回目のファースト・キス (原題 50 First Dates)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00PXKWZGE
公開年:2004年
監督:ピーター・シーガル
出演:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/52562/
【おすすめポイント】
こちらの映画は2004年に公開された作品で、初登場で全米1位を記録した作品です。ストーリーは記憶障害の女性と、彼女にアタックを続け一途な愛を貫く男性との恋の行方を描いたラブストーリー。一夜限りの愛を楽しむヘンリーがただ1人の女性を愛してしまう。しかし、その相手は一晩で全てを忘れてしまう記憶障害を抱えていた。それでも諦められないヘンリーが恋の障害を乗り越える為に様々な工夫をする姿は、本当の愛を知った男で、元がプレイボーイだったなんて思えないほどです。本作のジャンルはロマンティックコメディですが、まさにロマンティックですよ。最後にはしっかりと感動のハッピーエンド、片思いをしている人やカップルにおすすめです。
4. ウェディング・シンガー (原題 The Wedding Singer)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0042T42GI
公開年:1998年
監督:フランク・コラチ
出演:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/42600/
【おすすめポイント】
こちらの映画は1998年公開した作品で、人気の有名番組サタデー・ナイト・ライブ出身のコメディアンを主演に迎えて大ヒットした映画です。ストーリーは結婚相手に去られてしまった男性と、それを励ます女性の友情から始まった愛の物語ですよ。ロビーとジュリアの2人が共に居る時、笑い合う時など、つい2人を応援したくなるような、惹かれ合っているんだとわかる雰囲気が感じられ、アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの演技が冴えています。1980年代を舞台としている為、当時の流行などを知っていなければちょっとした笑い所は見逃してしまうかも知れませんが、それを差し引いても良い映画ですよ。最後にハッピーエンドとなる、B級映画でも上位に位置するだろうおすすめの映画です。
5. ラブ・アクチュアリー (原題 Love Actually)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00W1ENMNU
公開年:2003年
監督:リチャード・カーティス
出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース
【あらすじ】
http://cinema.pia.co.jp/title/s-4085
【おすすめポイント】
こちらの映画はクリスマスのロンドンを舞台として、19人の男女の様々なラブストーリーを描き、2003年に公開された作品です。クリスマス映画の傑作と呼ぶ声もある本作は、主人公にあたる存在がなく、複数の物語が同時に進む群像劇的な映画ですよ。そのため本作は9つのストーリーが入り交じり一つ一つは短いものになっています。しかし、短いからといって薄いわけではありません。それぞれのストーリーは切なく、それでいて面白く、最後には幸せな気持ちでハッピーエンド。 演技もとても魅力的な作品でおすすめです。ちなみに、本作のタイトルは冒頭に入るナレーション、「love actually is all around」のはじめの2語をとったもので、意味は「愛は実はいたるところにある」となりますよ。このナレーションは名言だと思いませんか。

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