
ラブコメディとは漫画、アニメ、小説等のジャンルの一つを指す和製英語です。恋愛を主題にし、コメディ要素が強い作品が当てはまりますね。しかし、コメディ要素がなくとも、恋愛とハッピーエンドという要素が含まれていれば、ラブコメの範疇に含まれることもあり、必ずしもコメディ要素があるとは限りません。そのため、ラブコメと一言で言っても爆笑できる作品から、切なくて泣けるような作品まで幅広く、数多くの作品が存在しており、有名な物から無名な物まで玉石混交となっています。今日はそんなラブコメから、おすすめの洋画情報を10選でまとめてご紹介しますよ。
1. ニューヨーク、恋人たちの2日間 (原題 2 Days in New York)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00G5R58AY
公開年:2012年
監督:ジュリー・デルピー
出演:ジュリー・デルピー、クリス・ロック、アルベール・デルピー
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/78079/
【おすすめポイント】
こちらの映画は2007年に公開された映画、「パリ、恋人たちの2日間」の続編にあたる作品で、2012年に公開された作品です。ニューヨークを舞台に、フランスとアメリカの風俗や生活習慣、家族や仕事など、様々な要素での考え方の相違が鮮やかに描かれた異色のラブコメ作品。兎に角下ネタが満載でフランス語と英語、言葉のギャップによる爆笑を誘いつつ、生じた誤解や曲解がどこでどう決着するのか楽しみになります。下ネタ満載と言っても過度ないやらしさなどはないので安心ですよ。様々な形の愛のあり方など、多くのテーマが交差し、急展開を迎える。そんな脚本が秀逸な本作は主演を勤めるジュリー・デルピーが共同で原案を出し、脚本を書き、監督したという。ドタバタした喜劇のような本作ですが、観賞し終わった後は深い意味を感じられる、おすすめの作品です。
2. セレステ∞ジェシー (原題 CELESTE AND JESSE FOREVER)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00DYQUGEC
公開年:2012年
監督:リー・トランド・クリーガー
出演:ラシダ・ジョーンズ、アンディ・サムバーグ、アリ・グレイナー
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/78049/
【おすすめポイント】
こちらの映画は2012年公開の作品で、主演女優で脚本も担当した、ラシダ・ジョーンズの体験をもとに製作された作品です。全米では当初わずか4館での上映だったのにもかかわらず、観客の心を掴み586館での上映にまで拡大した話題作ですよ。どこが観客の心を掴んだのかというと、女性なら一度は感じるだろう感情や、恋愛での痛い失敗がリアルに描かれ、非常に共感できる作品と言うことです。一度はしてしまうだろう失敗。でもそれが取り返しの付かないタイミングだったら。ストーリーの後半、ジェシーの存在が自身にどれほどのものかを自覚したセレステの、心の揺れ動きが観客に夫婦・恋愛とは、を問いかけてきます。切ない結末を迎えるラブコメで、恋人のいるキャリアウーマンにおすすめです。
3. あなたは私の婿になる (原題 The Proposal)
https://www.amazon.co.jp/dp/B004BLKB7Q
公開年:2009年
監督:アン・フレッチャー
出演:サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ、マリン・アッカーマン
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/54446/
【おすすめポイント】
こちらの映画は2009年に公開された、偽装結婚のつもりだった上司と部下のハチャメチャな週末をユーモラスに描いた作品。ストーリーとしてはお互い印象が悪かった男女が、思いがけない出来事をきっかけに惹かれ始めるというラブコメ物の王道です。自身のキャリアを守る為、偽装結婚を仕掛けるマーガレットと、仕事をクビにならないよう、パワハラ紛いの偽装結婚を受けるアンドリュー。その間に愛情なんてあるはずもありませんが、偽装をよりリアルにする為、アンドリューの実家に向かうことになります。そこで見たアンドリューの姿や、ビジネスウーマンでは無いマーガレットの姿を互いに見ることで、2人は少しずつ惹かれ合いますよ。主演俳優、女優の2人の演技もばっちりで、特にマーガレットを演じるサンドラ・ブロックはとても自然体。奇をてらったような部分もなく素直に楽しめるのでおすすめです。ちなみに、本作はDVDや最新のBD以外に、MicroSDでも販売された作品ですよ。
4. そんな彼なら捨てちゃえば? (原題 He’s Just Not That into You)
https://www.amazon.co.jp/dp/B003OTDYOI
公開年:2009年
監督:ケン・クワピス
出演:ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア
【あらすじ】
http://cinema.pia.co.jp/title/s-26199
【おすすめポイント】
こちらの映画は2009年公開の作品で、脚本家グレッグ・ベーレントとリズ・タシーロの「そんな彼ならすてちゃえば」・「恋愛修行 最高のパートナーと結婚するための恋愛心得」を原作とした作品です。数珠つなぎのように繋がり合う人々の恋愛を通すことで、恋愛で大切なものは何かを暗示するラブコメ。複数の男女の偶像劇で様々な恋愛の形を描き、恋愛の仕方は人によって違うと言うこと、男女の本音や勘違いを等身大に演じています。それぞれの男女の結末は、愛を手に入れてハッピーエンド、現実的な結末に愛が離れてバッドエンドとそれぞれの恋愛の仕方から訪れる結末は納得でしょう。人物の把握が少々大変な作品ですが、男性が見ても意外と面白いのでおすすめです。ちなみに、作中のセリフ「本気で会いたきゃ男は行動に出る」は男と限定してますが、男女問わず名言では無いでしょうか。
5. ラブ・ダイアリーズ (原題 Definitely, Maybe)
https://www.amazon.co.jp/dp/B006QJSL2I
公開年:2008年
監督:アダム・ブルックス
出演:ライアン・レイノルズ、アイラ・フィッシャー、アビゲイル・ブレスリン
【あらすじ】
http://eiga.com/movie/53517/
【おすすめポイント】
こちらの映画は、2008年にアメリカで公開された作品で、親子のハートフルなやりとりを描いたラブコメの作品。日本では未公開映画なのですが、レビューサイトや口コミでは比較的好評価を得ている作品です。自身の恋愛遍歴を仮名で隠しつつ、娘に話すというストーリーは斬新で、普通のラブストーリーにはあまりない、先の読めなさという楽しみがぎっしりと詰まっていますよ。進行自体は自分語りと言う部分もアリ淡々としたものですが、それが逆に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。父と娘の愛情もしっかりと伝わり、ラストに素敵なシーンが待ち受けるおすすめの名作ですよ。

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